プロ野球セ・パ両リーグの今季の最優秀選手賞(MVP)が11月28日に発表され、セリーグは新井貴浩選手、パリーグは大谷翔平選手の受賞し両選手とも初のMVP受賞だった。がしかし、僕はこのMVPを選出する中で行う投票制度に大きな疑問を感じました。
大谷の満票阻止
満票を阻止したと決めつけるのは良くないかもしれないけど、明らかにおかしい。
下記の画像を見てください
MVPは投票で決められるので、投票の結果を表しています。
ここでどんな人にMVPの投票資格が与えられるのかを説明すると
選出は記者投票によって行われる。投票資格を持つ記者は全国の新聞、通信、放送各社に所属しており5年以上プロ野球を担当している者。投票用紙に3名を連記し、1位に5点、2位に3点、3位に1点のポイントが振り分けられ、その合計値が最も高い選手が選出される。
となり、その結果が。254票投票されているのです。
ここで疑問になることがあります。
253票は大谷翔平に投票されているのにもかかわらず、1票だけ宮西投手に投票が入っています。
確かに宮西選手は今シーズン活躍を収めていたと思います。ただ、253票が大谷翔平選手に投票されていて大谷翔平の今シーズンの活躍ぶりは誰が見ても明らかです。
それなのにもかかわらず、満票を阻止したいがために1票宮西投手に入れてるとしか思えない票があることに驚きを隠せません。
投票者は選出理由を公表すべき
投票者からしたら単なる1票かもしれないけれど、1年間必死にやってきた選手にとってMVPを受賞できることは名誉であり光栄な賞だと思うし、それが満票の受賞となればなおさらです。
今回、宮西選手に投票した人にも正当な理由があるのかもしれませんが、二刀流で大活躍しベストナインも投手とDHで受賞している大谷翔平よりも宮西投手がMVPにふさわわしい理由を挙げるのは至難の業だと感じる。
賞は好みであげてはいけない
MVPを好みや偏見で上げることはあってはならない。本当に活躍している人がもらうべきだし、それを正当に評価できる人が、投票資格をもらうべきだと思う。
繰り返しになってしまうが、もし宮西投手が本当にMVPにふさわしいと思い投票している有権者の方がいたらMVPにふさわしい理由を語ってほしいものです。
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