PTAといえば、小学校に通っているとき、誰もが耳にしたことのあると思う。
今回、PTA活動が問題に取り上げた理由は、
任意であるはずなのに、事実上強制参加になっている
という声があまりにも多いため、本来どのようなものなのか検証してみたい。
PTA活動はなんのため?
◆PTAの目的はまず「会員(大人)の学びと成長」。次に「子供へのいい環境づくり」です。
目的は、主に二つあります。
①「会員(大人)の学びと成長(生涯学習)」
会員同士の意見交換・学習会・文化活動などを通して、会員がいい親・いい先生として学び成長することが第一目的です。大人が成長すれば、それがなによりも「自分の子供のため・地域の子供のため」になります。だから、この①だけでもOKです。②「子供へのいい環境づくり(ボランティア)」
①で学んだことを活かして、実践していきましょうということです。◆PTAは学校(幼稚園)とは別団体です。
学校(幼稚園)とは提携・連携しています。
学校の付属機関ではありません。自主独立団体です。◆PTAは提携する学校(幼稚園)を主な舞台として活動します。
大人の学びと成長、子供へのいい環境づくり
これが本来PTA活動の目的である。
と私は思っている。
大人が学ぶことにより、子供が成長する環境も整う
これが理想のPTA活動だと思っている。
PTA活動は任意活動
任意活動のはずなのに、だれかがやらないとじゃんけん
みたいになってしまっている現状に問題がある。
やりたい人がいないクラスはいなくていいし、PTA活動があることによってどんなメリットがあるのかも伝えていかなくてはいけない。
そして、やりたい人を集めた集団が学校にある。という形で活動していくのがベスト。
このように活動していかないと、不満が出るのは当然だし、続いてはいかない。
大人の成長する場所でもある
PTA活動のイメージは世間的にあまり良くないイメージが広まってしまってる。
めんどくさい。選ばれたら最悪。自分の時間が持てないなど。
ただ、PTA活動の本来の目的の中には、大人の成長という目的も含まれている。
だが、このことを知っている人は、どのくらいいるだろうか?
無理やりPTA活動をやっているという人は論外で、自分たちが成長して、自分たちの子供の生きていく環境を整えていく活動こそPTA活動。
それを理解して成長していける人が今少なくなっているのでしょうか?
活動に日々参加できなくても、仕事がない日に手伝いに行ける環境も、組織が作り上げていかなくてはいけない。
これからのPTA活動は、学校の意識づくりがカギを握っているのかもしれない。