スマートフォンの普及でみんなの生活に変化が出たのは明らかなんですが、世の中が便利になっていくと必ず壁にぶつかります。
子育てに関して悩んでいる親御さんもこの時代の進化に乗っかり最先端の子育てをしているのですが、この子育てに関して、ある問題が話題になってます。
スマホで子育てはありか?
山本一郎さんの記事を読ませていただき、日本小児科医会という公益社団法人が「スマホ子守やめて」って言っている事実を知りました。
日本小児科医会のHPを見るとスマホ子守のデメリットとして
- ・子守をスマホアプリでやることによって成長を妨げる可能性がある
- 親子の会話や体験を共有する時間が無くなる
- 親がスマホに夢中で赤ちゃんの安全管理ができていない
と日本小児科医会は言っているが、スマホで子守をするのは間違えなのか?
日本の特徴として、新しいものが出てくると、悪いとこを探しそれをネタにする癖がある。それが日本のメディアの悪いとこだと思っていて、スマホで子守をするのがいいのか?悪いのか?と議論するときにメリットを言わない。日本の悪い側面が出ていると感じた。
山本一郎さんが書いた記事を読むと、子育ての現状と、スマホの必要性がよくわかる。
私の子供のころは、ある種「テレビに子守をさせるな」的な言動が流行っておりまして、中学ぐらいに「ゲームが子供に悪影響」とまで言われておりました。たくさんテレビを観てゲームを人生の趣味として長くいじってきた結果、現在のような時代の最先端な感じの素晴らしい人生が爪先立ちで歩めているわけです。「ゲーム脳」とか嘘だと思いますよ。子供に時代時代の技術や文化を吸収させていけるような教育をしたい人はうまく使い方を考えながらスマホでもタブレットでも使って育児するのがいいんじゃないかと。
Yahooニュースより引用
一部を引用したんで全文を読みたい方は、スマホde子守の是非へ
これ、2013年に書かれていた記事だから驚き。
子育て真っ最中の山本一郎さんは、実際に感じスマホの活用方法を訴えています。
昔は、ぐずる子供におもちゃを使って遊んでもらっていましたが、今は赤ちゃんですらスマホに魅了され遊ぶ時代だと思うと、世界は日々進化してるな。と感じます。
LINE株式会社 上級執行役員で日々旬なネタをTwitterでつぶやいてくたさってる田端信太朗さんも「変な教条主義はやめてほしい」とツイートしている。
変な教条主義はやめてほしいものです。>「スマホde子守」の是非(山本一郎) – Y!ニュース https://t.co/yuu4B90FwH
— 田端 信太郎 (@tabbata) November 17, 2016
・教条主義とは
状況や現実を無視して、ある特定の原理・原則に固執する応用のきかない考え方や態度。
goo辞書より引用
山本一郎さんの記事が3年前のものと考えると、現状の子育てしている親御さんにとってスマートフォンがいかに欠かせない子育て道具の一つになっているかどうかわかると思います。
そういう事実を見ようとしないで、単に「スマホ子守がよくない」と言ってしまう日本小児科医会は、田端さんが言うように変な教条主義だな。って思いました。
スマホ子育てはメリットも大
ちょっと前までは、パソコンをやってる人=オタク、ゲームをやりすぎるとゲーム脳になる。みたいな印象を持っている人が多かったと思います。(思ってなかったりしたらごめんなさい。)
でも、現代では、パソコンを自在に使える人は、プログラマーとして重宝され、ゲームをやってきた人もユーチューバーだったり、プロゲーマー、実際にゲームを作ったり社会で必要とされているのが現実。
ここで僕が考えるスマホ子育てのメリットを挙げると
- 子供が最先端の技術に触れられる
- 何かに夢中になることを覚える
- 母親の子育てが楽になる
- バカ親がわかりやすくなる
ここで誤解を招くと悪いのでバカ親がわかりやすくなるというのは、親がスマホに集中しすぎて子供を放置するとか、子供にスマホを渡して遊び行ってしまう親は、スマートフォンが悪いんではなくて、その親の人間性に問題がありスマホが悪いんじゃなくて、単に人間が悪い。
おそらく、スマホが普及する前から、部屋にいる子供におもちゃを与えて取り残し、パチンコやっているバカ親はいたと思っている。
それは、スマホが普及するかしないかの問題ではなく、いつの時代も問題がある親はいる。という事実を表している。
スマホがオムツ替えたりお風呂入れたりしてくれるわけじゃあるまいし、緊急時や家事の時に泣き止ませたり1人で遊んでくれたりするのに役に立つなら、どんどん使ったらいいじゃん。はあーやだやだ、そんなに新しい機器がこわきゃ、一生森で木の実食って自然な子育てすれば…?
— おおねらちゃー子 (@onerachako) November 16, 2016
おおねらちゃー子さんのツイッターはその通りで、スマホ子守を否定しているってことは、一生盛森で木のみ食ってみたいな原始的な発想になってしまう。
こういう偏っている意見を言うのは学者が多く、文面上でしか学びを得られない人なんだろうな。って思ってしまうのと、最近テレビでよく見る経済学者の森永卓郎の発言を聞いていると、学者は現実離れしてるのかな?とか思ってしまう。(全員がそうと言ってるわけではなく、一人の発言でそういう印象をうけるということ)
今日本から米軍が撤退してしまったらどうするんですか?という問いに対して
森永さん
「竹やり持って、世界と戦え」
「みんな戦いましょうよ」
「何で戦わないんですか?」今の時代、竹やりをもって戦え
という意見が通りますか?森永さんは徴兵制でも復活させるつもりなんでしょうか?
確かに歴史的に見てヒトラーという一国のリーダーを生んでしまった過去はありますが、今の時代、日本人の全員に竹やりをもって戦わせよう。という意見を平然と言える森永卓郎という人物に私は不信感を抱きました。
どう考えたって偏りすぎている意見だ。
僕も竹やりをもって他国と戦うなんて絶対に嫌だし、どう考えたって竹やりで他国に勝てるわけない。
現状を見て意見を!
こういうやり方するとね、子育てを頑張ろうと思うあまり、スマホという手段を自分に禁じる人たちが必ず出てくる。で、いかにスマホなしで頑張ったかというのを子育て評価軸に追加しようとする。こういうのは本当に誰も幸せにならないよ。
— ともみ (@fstream) November 14, 2016
Twitterで見たともみさんのツイートは、的確でいかにスマホを使わないで子育てを頑張ったかどうかという判断基準を持つ人が出てきて、誰も幸せにしないというのは、その通りだと。
なんでスマホを使っちゃいけないの?
と言われたときに、筋の通った説明をできる親はほとんどいないと思っている。
もはや僕の場合は、スマホなしで今の時代で一番適した子育てができるかと言ったらできないと思う。
子供が幼いころからスマホに興味を持ち夢中に操作をすることは、絶対にいいことだと思うし、問題はそのスマホの使い方を禁止しようとしている人たちが知らないから、正しい使い方を教えことができていない。
ポケモンGOが普及したときに、いかに正しい使い方を親が教えず、頭ごなしにポケモンGOは悪と突きつける現実を目の当たりにしている。
ポケモンGOで感じる。スマホの使い方を教えられない大人の現状
スマホを活用して新しい子育てを
いろいろと書いてきたが僕が出す結論としては、良いところはいいと受け入れて子育てにスマートフォンを活用して子育てをやっていくことはいいことだし、スマホで子守がわるいことだとは思わない。子供を放置するとか、親がスマホに夢中になるとかは、スマホが悪いんではなく、単に人の問題。人の問題をスマホの問題のようにすり替えて批判するのはもうそろそろやめたほうがいいと思う。