いつも辛口コメントで世間を騒がすノムさんこと野村監督が、清原について口を開いた番組がありました。それは野球界の問題確信をついていて言葉に詰まりました。。。
清原和博という男。
清原 和博(きよはら かずひろ、1967年8月18日 – )は、大阪府岸和田市出身の元プロ野球選手(内野手)、野球評論家、タレント。プロ野球選手時代は西武、巨人、オリックスに所属していた。
清原のプロ野球生活
1985年プロ野球ドラフト会議、事件は突然起きました。
*KKドラフト事件
当時、相思相愛と思われていた清原と読売ジャイアンツ。しかし、ジャイアンツが指名した選手は早稲田大学進学を表明していた桑田真澄でした。
巨人からの1位指名を希望していた清原は会見で涙を流し6球団が清原を競合した結果、西武ライオンズへの入団が決まったのです。裏では清原を指名しないように言ったのは長嶋茂雄と言う話もあります。
*視聴率42.3%
これが何の数字か分かる人は少ない。
「清原がFAで巨人に入団しKKコンビが復活したときのテレビの視聴率」
このような視聴率を今後プロ野球会で残せる選手がいるだろうか?
これほど野球ファンは清原と桑田に注目を集めていたし、それに答える結果を残していた。
そして、この日誰もが王、長嶋のONコンビを引き継ぐのは清原、桑田のKKコンビだ。と確信していたはずだ。
*清原を適当に扱った読売ジャイアンツ
ドラフト会議で清原を裏切り、FA移籍の際に清原に放った言葉は
「ああ、ドラフト会議の件。そんなことあったな。」
巨人の解雇時は
「君とは来期契約しない。で、なんかある?」
こんな対応、普通に考えておかしくないか?
清原であっても普通の人間です。
どう考えても普通の人間と会話をしている内容とは到底考えにくい台詞であります。
高卒でプロ野球に身を置き、プロ野球の発展に貢献してきた人間をここまでの扱いをする野球界には、違和感しか覚えない。
*清原をダメにしたのは森監督と野球界だ
「清原、桑田は今頃監督になってないといけない人間なんだよ。なんでどこもオファーを出さないんだ?普段の素行が悪いからじゃないの?でも、それを教育できなかった当時の西武ライオンズ監督、森が1番いけないんだよ。俺は森に言ったことあるんだよ。清原をダメにしたのはお前だからな。って」
野村監督が口にした言葉。
森 祇晶(もり まさあき、1937年1月9日 – )は、大阪府豊中市生まれ、岐阜県岐阜市出身のプロ野球選手(捕手)・指導者・監督、野球解説者。本名「森 昌彦」(もり まさひこ)。
巨人V9時代の正捕手。「V9の頭脳」の異名を取った。西武監督時代は在任9年間でチームを8度のリーグ優勝、6度の日本一に導いた。
18歳で裏切りを経験し、FAで、機械的なプロ野球の実態を見る。そして、36歳で巨人に捨てられる。
このような壮絶な経験をする野球選手は今後清原以外に現れることか?
そのような、恨みに恨みを積み重ねていく生活を重ねてきた清原に、生きていく道を教えられる人は居なかったのだろうか?
スターの道をたどってきた王監督
この人の下で、1から学びを得ていたら、清原はどんな人間になっていたことだろうか?
清原が現在、野球界に居ない責任は、野村監督が語っていたように、「ドラフトで指名した元西武ライオンズ森監督」にあるのではないか?
1人に責任を擦り付けるわけではないけれど、今後プロ野球を目指す選手のためにも、育成システムをプロ野球界全体で考えていただきたい。
*プロ野球選手も1人の人間
プロ野球選手、芸能人それだけで特別な人だと感じ、中傷を繰り返す今の世の中に私は違和感を覚えます。
有名人だから何をやってもいい。
そんな風潮が今の世の中に流れているように感じるのです。
メディアは、人の悪いことばかりを流す仕事ですか?
人を陥れることが仕事ですか?
悪いニュースをみて心が晴れることはないと感じています。
数多くの人が、夢を持ち希望に満ちた世界を作り上げていって欲しい。
悪い話ばかりではない。男気あふれる清原
清原の逮捕が報道されてから様々な話が、上げられています。
ツイッターでは、
「母さんが埼玉に住んでた時
踏切待ちしてたら乗ってた
自転車ごと倒れて隣にいた
高そうなベンツにぶつけて
傷つけちゃったらしくて
母さんビビってたらしいけど
その人は器大きくて
「姉ちゃん大丈夫か?」
ってそれで終わったみたい
その人はまぎれもなく
西武時代の清原だったらしい。」
悪い噂はすぐに広まるがいい噂は全く広がらない
それなのにもかかわらずこのようなことが噂になるということは、清原は数多くの善い行いをしてきている。だからこそこのようにメディアで情報が流れる。
今の清原だとメディアからしたらたたいたらほこりが出て標的の的になっている気がする。
どうかメディアで出た情報をそのまま飲み込まないでほしいと思ってしまう。