キャッチャーがブロック禁止?コリジョンルールで野球がつまらなくなる。

2016年のペナントレースから導入されたコリジョンルール。
このルールの存在で各チーム、今シーズンから走塁の戦術に工夫を加えているチームが目立っている気がします。
そして私は、コリジョンルールによって日本のプロ野球がつまらなくなってしまう可能性が見えました。



コリジョンルール

コリジョンルールとは、「キャッチャーがクロスプレーでタッチをするときにブロックしてはいけませんよ」
という決まり事です。

ウィキペディア  別名、追突ルール

近年、ホームベースでのクロスプレーが問題になるケースが多くみられ、キャッチャーのブロックが問題視され導入に至ったと思われます。

☆なぜコリンジョンルールで野球がつまらなくなるのか?

1,日本野球がどんどんスモールベースボールになってしまう可能性がある

日本のプロ野球を見ていればわかると思いますが、日本の野球は細かい野球が多いです。
バント、エンドラン、進塁打。
あらゆる手を使ってでも点を取ろうとします。

しかし、プロ野球を見に来るお客さんの多くは何を望んでますか?

もちろん 「ホームラン、ヒット、ピッチャーが三振を取る」

姿を見たくて、わざわざ高いお金を払い球場にやってきます。

それなのにも関わらず、スモールベースボールが進んで行ってしまったらどうでしょうか?

中には、バントを見たい。
エンドランが見たい。

という人もいると思いますがそれはごく一部です。

野球離れが騒がれている今、このスモールベースボールの進行は、野球界に悪影響といえます。

2.内野手が際どいプレーで勝負に出なくなる

1アウト、ランナー2、3塁

内野ゴロが転がったとき、ホームで起きるクロスプレーにはドキドキするものがありました。
しかし、コリジョンルールが出来てからはどうなるでしょうか?

1アウト、ランナー2,3塁の場合、際どい勝負に出てセーフにしてしまったら、再び1アウト、ランナー1、3塁のピンチを招いてしまう可能性が高くなります。
そう考えると、内野手は必然的にリスク回避して、ホームには投げず、1点与えて2アウト3塁という形を作るようになってしまわないか?

こうなってしまったら、際どいホームでのクロスプレーはプロ野球ではあまり見られなくなってしまう可能性が出てきます。

コリンジョンルールに対策はないのか?

対策があるか?ないか?
と聞かれたら、あると思います。

それは、ランナー自身も逃げるのを禁止することです。

三塁からホームにランナーが走ってくるときは少しオーバーランをして回り込んでスライディングしてきます。

そして、キャッチャーのブロックはこの回り込むスライディングに対抗してあるようなものです。

ランナーがセーフになるためあの手この手を使ってベースをタッチしようとするから、キャッチャーはブロックという技を手にしたのです。

ホームベース以外の塁では、ベースから離れてしまっては、タッチされればアウトです。だから下手に回り込んだりするとベースから離れてしまうため、野手はベースを塞がなくてもタッチプレーで軽々アウトにすることが出来ます。

しかし、ホームは触ればいいだけのベース。

手前まで猛スピードで走ってきてキャッチャーを避けながら1ミリでもベースを触ればいい。

そんなランナーを手だけでタッチしに行こうとしたら追いタッチになって空振になってしまうのは明白です。

即座にプロ野球はコリンジョンルールに関して対策を取ってほしい

スクイズが当たり前。

1,3塁になったらホームスチールが当たり前

そんなプロ野球は見たくない。

ランナー3塁にいるときは、犠牲フライを狙いにいって、ホームでのクロスプレーを楽しみたい。

1,3塁では、ランナーをけん制しながら、1塁ランナーが走ったら盗塁をさしに行くキャッチャーのプレイが見たい。

どんな時でも観客が喜ぶプレーを目指すプロ野球であってほしい。

それが、プロ野球ファンみんなの心の叫びだと思っています。


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