カジノ法案が通るのはよくない。そう思っていませんか?確かにカジノができるとギャンブル依存症が増える。治安が悪くなる。そういう心配が出てくる気持ちもわかりますが、もう少し既存の法案にも目を向けてほしいと感じた。
カジノの前にパチンコ整備しろ
僕が一番思っている問題は、カジノよりもパチンコの法律をきちんと作り直すべきということ。
簡単にパチンコの問題を上げさせていただくと
パチンコはギャンブルじゃない。
ハイ。
そんな理由が通用して良い時代は終わったと思うんですよね。
たまたま景品の中に金があって、たまたまパチンコ店の前に換金所があって金をお金に換金しているだけって。どう考えてもおかしいし、パチンコはギャンブルじゃないって理由は今の時代じゃ古すぎる。
当たるようにしたら検査に通らない。
パチンコの問題って、警察が検査するのにも関わらず、パチンコに関するルールが厳しすぎること。
出玉の数を制限したり、入賞口を狭くさせたり、警察が意図的に当たりにくくしている現状がある。
こういうことをしていたら、客も得しないし、当たらない店にはいきたくないという理由で、お客さんは減少。結果売り上げが下がりし、税収も落ちる。
当たらなくして何の意味があるのだろうか?
どう考えたって、パチンコをやってるお客さんは、できる限り勝ちたいと考えている。
誰も得しないことをしたってしょうがない。
ギャンブル依存症が多いのは、パチンコも同じ
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備推進法案が6日の衆院本会議で可決され衆院を通過、14日までの今国会で成立する見通しとなった。法施行後1年をめどに政府が制定する実施法案では増加が懸念されるギャンブル依存症への対策が焦点の一つとなる。競馬や競輪などで既に約536万人もの患者がいるとみられることから、支援団体は「既存のギャンブルを含めた包括的な対策」を求めている。
現在、カジノができていない状況で、ギャンブル依存症の患者は約536万人いるのが現実。
この現状が悪化するから、カジノ法案は反対
っていうのはおかしい。
現状悪化を訴えるなら、既存のギャンブルで対策をしろ。
カジノは換金率がいいギャンブル
この数値を見てください。
ラスベガスのルーレットの還元率は約95%だが、日本のパチスロは85%で、公営ギャンブルは75%、宝くじは46%。どれが客にとって「アコギ」な商売かは一目瞭然。 https://t.co/xBSAXoCZqS
— 菊池雅志 (@MasashiKikuchi) 2016年12月7日
還元率95%って驚異のギャンブルですよ。
というより、これだけ勝てる確率が高いからお金を持っている人がギャンブルするんですよね。
カジノの売上げはラスベガス約2兆円マカオ約3兆円と言われてますが、日本でパチンコは20兆円以上も売り上げていて、この数値を見るだけでも、日本でパチンコがどれだけ問題視されるべきかわかると思う。
単にカジノに批判的になるだけではなく
今の日本はどのような現状か?
本当にカジノだけの問題なのか?
を考えてからこの問題には議論してほしい。
コメント
マカオやラスベガスの売上高は、客の投資額ー客への還元額=売上高です。
パチンコはギャンブルではないので理論上、客の投資額=売上高です。
ここで問題はパチンコは還元があるのに計算されていません。
よって20兆円と比べるのはミスリードです。
ちょっと調べれば分かります。
パチンコ人口は1000万人と言われていますが、20兆円の売上高なら
客の投資額は100兆円ないといけません。
とすると、一人当たり年間1000万近くパチンコに使っていることになります。
ありえないですよね。