里山資本主義。最近知った言葉で、林業をやり始めたばかりということもあって興味がわくワードだった。2016年、大企業の労働環境が問題になり今の生活を疑い始めた人も多いのではないか?電通で女性が自殺してしまった話は、2年前の話だが、現実を見つめると最近でも労働環境が重荷となって自殺してしまった人が身近にいたりする人もいるのではないか?実際明るみに出ないだけど今の生活が嫌で自殺してしまってる人は、数えきれない。
ただ、解決策がなかったかといえばそうではないと思っている。知らなかっただけだ。少子高齢化が進む中、地方では若者の流出が激しく過疎化が進んでしまっている。そういう場所にたくさん仕事は眠っている現実がここにある。今回、僕がテーマに取り上げるのは里山資本主義であって、里山資本主義に書かれていることについて書いていきたい。
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里山資本主義とは、山に住むことではない取り入れること
よく勘違いしてしまうと思った点は、里山資本主義というと、山暮らし、畑暮らしをイメージする人がいると思うけど、実際はそうではない。
何かというと、今の生活に少し取り入れること。
例えば、
週に一回火を焚いてご飯を炊いたら、電気代、もしくはガス代がその分浮きません?
畑でとれる野菜を使って料理していけたらその分スーパーで買う食料品が安くなりません?
こんな感じで少しずつ取り入れていくことが里山資本主義だと僕は思っている。
里山資本主義が災害に強いというのは間違い
里山資本主義を読んでいると一つの疑問が生まれた。それが里山資本主義は災害に強いという箇所。なぜかというと、里山資本主義を実践している人たちもガソリンを使わなくてはどうしようもならないことは多々あるから。
・山に行く時だって搬出するときであっても燃料は使う
林業をやっていて感じるのは、意外と林業も燃料を多く使うこと。ということはある程度の燃料があることが前提として考えられているのが里山資本主義。
災害でインフラが崩壊しものが昇給されなくなった時、里山資本主義を実践していた人も燃料不足で何もできないことが起きてしまう。
・都会に近いほうが安全な場合もある
今では、災害対策でソーラーシステムが自宅についている人も若干ではあるが出てきている。そういう災害時に対応する仕組みが都会で広まっていくならば、そちらのシステムのほうが格段に安全だと僕は思っている。
だからと言って里山資本主義を否定しているわけではなく災害に安全って押すのではなく、他国に依存している燃料を少しでも自国で賄いましょう。たまにはこのような生活もいいよね。
というほうが、里山資本主義の認識は格段に良くなると感じている。
興味がある人は、地域おこし協力隊の説明でも聞いてみると良い
地方での暮らしに興味がある方とそんな方々を受け入れたい!そんな思いがあって募集されているのがこの地域おこし協力隊。特に就職したけどイマイチ自分のやりたいことが分かんないんだ。なんて思っている若者や。そろそろ仕事に疲れた40前後の若い人たちにとってとても魅力なものではないだろうか?
里山資本主義。
ぜひ一度このワードについてみんなが考えてほしいと感じました。
コメント
I’m imsrseped. You’ve really raised the bar with that.