まじめに生きると馬鹿を見る?日本の医療費補助の現実

2016年も2月が過ぎもうすぐ春が訪れようとしています。
そのような中、病院に駆け込む数多くの中学生がいました。

医療費補助は正しく使われているのか?


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・卒業する前に駆け込め!子供に病院通わせ薬をゲット

花粉症が流行るこの季節、とある耳鼻科の待合室は中学生ぐらいの子供たちで大変混雑していました。
最近の子は、過保護だな。なんて感じながらその場をすごしたのですが、後々真実を知ってしまいました。

*この地区は中学生まで医療費無料だった

病院の帰り道、近くの公園で立ち話をしている主婦の話を小耳に挟むと信じられない言葉が聞こえてきたのです。

うちの子も今年で中学卒業だから今のうちに家族全員分の花粉症の薬を貰ってきてもらわないと困るのよ。卒業する前に病院通わせて薬貯めないとだよね。

私は耳を疑いました。

医療費無料を良いことに、本来必要としていない治療を受けさせ、薬を出してもらいそれを家族みんなで使っていたのです。

親の背中を子は見ている

両親の都合で、医療費無料を上手く使って薬を大量に入手する手伝いをさせられてしまった子供は、その行為自体悪いことという認識をほとんど持たなくなってしまいます。
介護であったり保育の問題で財源はただでさえ足りないと言われて居るなか、医療費無料を利用して薬の大量入手する人が増えると医療費の負担がさらに大きくなり日本の財政はますます悪化することになりかねません。
自分だけで不正を行うのはまだしも、子供を巻き込むのは、絶対やってはいけない行為です。

まじめに生きると馬鹿を見る?

本来、子供に十分な治療を受けさせるために行政が行っている医療費無料サービス。
その財源は税金です。

消費増税について文句を言う国民
今の国家に不満を漏らす国民
日本に希望を持っていない国民

まずは身近な不正を正していかなくては、良くなっていくサービスも良くなっていかないと思いませんか?

医療費無料の問題もそうですが、生活保護不正時給の問題も合わせると相当の財源が不正行為として使われ、サービスに回せていない現実があります。

まじめに生きる人間が馬鹿を見る。

そのような世の中は、間違っている。


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