林業の仕事をしているとこんな仕事も林業の仕事なんだ。って思うことが結構あります。
今回は最近驚いた林業の仕事を紹介します。
土地の境界をはっきりさせる調査
山をイメージすればわかると思うんですけど、相続とか売却とかで山って一つの山を1人で所有しているかって言ったらそうじゃないんですよね。複数人で所有していることも全然あります。そういう時、どうやって土地の境を判断してるんだろ?っていう人も多いかもしれませんが、山にはペンキや紐で境界をはっきりわかるようにされているのです。
写真を見ればわかると思いますが、こんな感じでマークしてあります。
・木の皮を削って塗りなおす
ペンキで塗れば一生落ちないわけではないですよね。だから複数年経ったら塗りなおす作業が境界調査の仕事です。同じ場所に塗るとうまくペンキを塗ることが出来ないので、古いペンキを上の写真のように一回削ります。
・土地の境を分かりやすくするのも林業
上の写真のように塗りなおすことが出来たら完成です。これを30mぐらい間隔をあけて境界全部に塗るのが仕事となります。
木を伐るだけが林業ではない。
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