1ヵ月ぶりの更新になりますが、自伐型林業研修の伐倒と搬出の技術講習に行ってきました。
過去に更新した、林業講習一覧。
今回の伐倒と搬出の講習では、実際に山に入り研修するということだったんですが、雨で山には入れず、丸太で木を切る講座に切り替わり始まりました。
自伐型林業では必須のチェーンソーは使い方をすぐに忘れる
チェーンソーを使った講習は以前の講習でやっていたのですっかりできるもんだと思っていたんですが、いざやってみるとうまく切れず苦戦して試行錯誤やりました。チェーンソーを使ったことがある人は、少ないと思うんですが、実際使ってみるとまっすぐ思った通りに切ることはびっくりするぐらい難しいんですよ。。。
日本の林業ではチェーンソーは必須
林業が盛んな国といえば、ヨーロッパでそのヨーロッパの中でもドイツは林業先進国と言われています。さすが職人の国ドイツですよね。
でも、ドイツやヨーロッパでは、広く広大で平らな土地に木が埋められていて作業道を作っていかなくても、ハーベスターという機械でばさばさと木を切っていくことができます。
ですが日本の林業はそういうわけにはいきません。
土地が狭いといわれている日本に平らで広い土地なんてあまりないですよね。
だから日本では傾斜のきつい場所で行われる作業も多くなり、機械だけではできないのが現状です。
林業をとりあえず始めたい人には、自伐型林業は向かない気がする
自伐型林業の研修を受けていて感じることは、自伐型林業の研修を受けたからと言ってすぐに林業を始められるわけではないということ、良く自伐型林業を勉強して林業で独立しよう。みたいなフレーズを聞きますが、僕はそんな簡単に自伐型林業を習ったからと言って独立して成功するとは思いません。
実際に講師として来てくださってる先生も自伐型林業は稼げるみたいな宣伝方法はよくないよね。稼ぐのは難しいのにと話していました。
引き続き林業の勉強はしていく
とはいえ僕も勉強不足は否めません。
それで、自伐型林業のことをとやかく言うことはだめだと思っているので、自伐型林業の可能性についても今後研修を通じて考えていけたらと思っています。
最後にとりあえず林業を始めたいという人におすすめするのは林業就業ナビというサイトで募集されている20日間の無料研修に行くことを僕はお勧めします。
それからでも、自伐型林業の学習をするのは遅くないので、そこで講習を受けて自伐型林業も勉強したいという方は、自伐型林業を学習するほうが金銭的にもプラスに働くと今のところは思っています。