様々な場所で見かける献血募集という文字。世の中では、血が足りていないのか?疑問に思う。もしそうなら、なぜ血が足りない?解決策はないのか?自分自身と照らし合わせこの問題と向き合おうではないか。
- 血は足りていないのか?
- そもそも献血をするメリットはあるのか?
- やるからには特典がほしい
血は足りていないのか?
赤十字によると、平成 27 年度において、全血献血は 353 万人(前年比 97.7%)、成分献血 136 万人(前年比 98.0%)、合計 488 万人(前年比 97.9%)の献血者を受け入れたとされています。
数字だけを見ると多くの人が献血をしているように思えますが、血が足りていない。と見かける原因は、血の性質にありました。
血の賞味期限は、4日間
血液(血液製剤)は有効期限が定められており、有効期限が短い血小板製剤は採血後4日間しかありません。検査の時間を除くと使用可能な時間は3日間程です。赤血球製剤の有効期限は21日間ありますが、保管量の目安は3日間で使用されてしまう量とされていて、それ以上は一度に採血せず定期的に一定量の血液を確保するように努力されています。
そのため、一度に血液を採血できれば、血液不足が解決するわけではなく、継続的に一定量の血を採血しなくてはなりません。
だから、日によっては、A型がピンチです。B型がピンチです。という張り紙を見かけるのです。
そも献血をするメリットはあるのか?
とはいえ、貴重な時間を使って献血に行くのだから何かしらの特典がほしい。
そう思うのは、自然な流れだと思います。現状の献血に行くメリットを少しまとめると
- 血液検査になる
- 献血回数によって記念品がもらえる
- 献血ルームでくつろげる
このぐらいではないでしょうか?
献血回数によって記念品がもらえるサービスがあることを知らない人は多いです。
例えば、100回献血に行くと金色有功章がもらえます。それ以外にも様々な記念品があるので赤十字のHPを確認してください。
詳しくはこちら→赤十字HP記念品について
ただ、献血をする理由がこの特典内容だと、一回でいいや。そんな気持ちになってしまうのも仕方がないと思います。
献血が有料だった時代、血を売る人が群がって正常な血が取れなくなったり、衛生面に問題があるなど様々な指摘を受けていましたが、現代のシステムを駆使すれば、一定期間開けての献血と、衛生面の問題をクリアするのは容易いことだと思うので、サービスを充実させるべきです。
献血=ボランティア
そんなイメージを一日でも早くなくしてほしい。
やるからには特典がほしい
だからと言って献血で現金を支給しろ。と言ってるのではありません。赤十字のつながりを使って日々の健康管理に役立てるシステムを充実させていくことができるのでは?と思っています。
ここで僕が考える献血特典をあげます
- 自分自身が輸血するときの料金を割引
- 特別価格での人間ドック
- 献血サポーター企業の割引特典(イオン等)
このようなサービスをするだけで、献血に定期的に通う人が増えると思います。
実際問題、血液は定められた金額で取引されています。そこで生まれている収益を活用して献血してくれてる人の健康管理や生活に少し生かせるようなサービスを入れることはいいことだと思います。
献血ルーㇺでドリンク飲み放題だったりアイスが食べれたりお土産がもらえるのもいいかもしれませんが、献血をやることによって人間ドックが数年に一回受けれるとしたらいいですよね。
自分のために献血に行ける世の中へ
自分のために献血に行く。そんな世の中が来ればいいと思います。ボランティアで献血に行く。誰かのために献血に行く。そのような思いで献血に行っていたとしても継続的、そして自分で率先して献血に世の中にはならないと思います。
献血に行くと健康管理ができる。行かないより行っていた方がいいね。
そのように誰もが思う仕組みが一日でも早く出来上がってほしい。そうすれば今より多くの人が献血に行くようになり、様々な問題が解決すると思っています。
献血について詳しく書いてあるブログ
献血のメリットやその条件:僕が献血をおすすめする理由は血液検査だけじゃない!
赤十字HP