長嶋茂雄といえば、だれもが知っているスーパースターです。
その長嶋監督の話を聞いていると面白い話を耳にし、成功の秘訣がありました。
果たして長嶋茂雄はどのような人間だったんでしょう。
自分の世界を持っている長嶋茂雄
目標や目的があるとき、多くの人は、どのように努力をすれば達成することが出来るかを思い浮かべると思います。
しかし、長嶋監督の場合は、違います。
目標や、目的に向かって言っているときは、楽しくて夢中で、努力なんて一切思っていません。
有名な話では、長嶋監督は現役時代、寝る前に素振りをしていたそうですが、長嶋監督はそのことについて
「別に努力とかじゃなくて、寝れないから振っているだけ」
と語っていました。
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目的を決めたらまっすぐ一直線
長嶋監督が打席に入ったときのことを、ノムさんこと野村監督がこのように語っていました。
「現役時代、私はよくささやき戦術を使っていたのですが、効果がなかったのは長嶋だけですよ。長嶋に『最近銀座にはいってるの?』って聞いても帰ってくる答えは『このピッチャー今日どう?』ですからね」
打つことに集中している長嶋監督にとっては、打つ以外のことに何も興味を示さない。
打つということに真摯に向き合って打席に向かっているのです。
野球が気になったら野球のこと以外は考えない
昔、大広間で雑魚寝をして選手は寝ていたらしいんですが、毎回奥で寝る長嶋監督は、急に夜中起きて素振りをしにいくことがあったそうなんですがそのとき、奥から出口まで、端を通ろうとはせず、寝ている人を踏みつけて出口まで向かっていったと言われています。
しかし、そんな長嶋監督が一年だけ、寝ている人を踏みつけないで端を通って素振りをしにいっていた年があります。
なんとその年が、引退した年だったのです。
人のことを気にし始めた長嶋監督は、自らの現役の終わりも悟っていたのでしょう。
詰まった打球が抜けなくなったから引退
詰まった打球が抜けなくなったから引退する。
長嶋監督が現役を引退する決め手となった出来事。
運も実力のうち。
そのことを一番理解していたのではないでしょうか?
わが道を行く長嶋茂雄。
これほどまでに野球に乗り込める才能こそ成功する秘訣なのではないでしょうか?
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