2016年02月16日、日本銀行は遂に利下げを開始しました。
民間企業が一定額預金をすると利子がかかってしまうようになります。
メディアでは、一般人の生活にも影響が出ると言われていますが、実際はどのような影響が出るのでしょうか?
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マイナス金利とこれからの日本
一般人の生活にどう影響するの?
基本的に一般人の生活にはあまり影響しないと考えます。
マイナス金利の影響で銀行預金の利子が下がったり、住宅ローンが低金利になります。
しかし現状、銀行預金の利子に期待している一般の主婦は居ませんよね?
三井住友銀行が、普通預金の金利を0.02%から0.001%に変更すると発表しました。
果たしてこの金利に期待をして金利を見ていた人はどれくらい居るでしょうか?
住宅ローン金利が下がることはプラス
普通預金の金利に注目する人が多い現状ですが、実際に注目すべき金利は、住宅ローンです。
金利が0.1%分下がると、どのくらい影響が出るのか比較すると
借入額
3000万の場合、月々1371円お得に
2000万の場合、月々 914円お得に
1000円の場合、月々 457円お得になります
(返済期間の残り30年の場合)
仕事が増加する可能性も
マイナス金利が導入されると、企業はお金を溜め込むことがマイナスに働きます。
マイナスに働くと言うことは、積極的にお金を使う可能性が出てくるのです。
今まで、日本の大企業は資金を溜め込む傾向があり、積極的に投資をしていませんでした。
しかし、マイナス金利が導入されたことにより、設備投資により積極的な企業が現れることは必須ともいえます。
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投資家にとっては
円安ドル高必然と思われていたが
日本でマイナス金利が導入されると、円安ドル高が必然と思われていましたが、現状、円高、ドル安が進んでいます。
この要因は、世界経済の不透明感から安全資産とされている円が買われていることが原因と言われています。
日本のマイナス金利よりも注目すべきはアメリカの利上げが順調におこなわれるか
今注目すべきことは、アメリカが予定通りに利上げを行っていくか。
アメリカが順調に利上げを行うことにより、マイナス金利の影響は順調に浸透してくると考えます。
安定成長をしているダウと比較して日経平均は、全く安定成長とは言えず急激に成長していると言っていい。
現在は急激に成長をした反動で、そこを探す展開になってはいるが、今後安定低に成長していくことは必須。
そのためにもアメリカは先頭にたって世界経済を引っ張っていってもらいたい。
住宅ローンの見直しは必須
マイナス金利が始まった今、何をしなくてはいけないのか?
それは「借金を見直す」ことです。
金利が下がると言うことは、利子が低くなります。
ですから、今すぐ住宅ローン等の借金を見直しましょう。