ヒットを打てなくたって、レギュラーにぐらいなれるよね。

夏の高校野球野球をテレビで見てるんで、現役の時思っていたことを書きたいと思う。

野球ってヒットを打つだけじゃない。

野球をやってるときって、約9割の選手が攻撃面に関して、ヒットを打つことしか考えていない気がする。まあ、ここでホームランを狙ってる人もいるじゃん。と言われそうなので、ホームラン狙ってる人もこの話ではヒットを狙っていることにしてください。笑

野球って攻撃と守備に分かれてて、守備は9割ピッチャーが指導権握ってますが、攻撃に関しては、登録選手全員に各々役割が分かれてると思う。

簡単に言えば野球の45%はピッチャーの能力で試合は決まるけど、55%の他の選手で試合の結果を変えることが出来る。ってことだと思う。

それなのにも関わらず、攻撃は打たなきゃダメ。みたいな印象を持っている選手が多すぎるんですよね。ここでもう一度繰り返して言っておきたいことは、

野球は攻撃と守備に分かれている。守備はピッチャーの能力で9割決まるが、攻撃は全員に役割がある

全員が同じな訳がない

ようするに攻撃だって一人ひとり役割があるんですよ。守備に関してはポディションが決められているから役割に徹しやすいが、攻撃の場合は、打つ順番しか決められてないから、役割に徹することが、なかなかできないんですよね。

ここで、簡単に説明すると、ヒットを打つことだけでは、点が取れない。フォアボールで塁に出て、送りバントしてヒットを1本打って点を取るのも1点。ヒットを3連打して点を取るのも1点ってこと。

☆確率を出してみよう。

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優秀な3割バッター3人が3連続ヒットを打つ確率

0.3×0.3×0.3になるので、2.7%

4割フォアボール貰う選手と9割送りバントが出来て3割打つバッターがいる場合の確率

0.4×0.9×0.3になるので10.3%

これを見れば差が歴然。

大切なことは職人になること

職人になることが一番大切。私が、野球やってた時は塁に出る職人を目指してました。懐かしい笑

でも、それを明確に決めて練習で来ていたからこそ1年生の秋から浦和学院でレギュラーとして試合に出れたんだろうな。って勝手に思っています。

ただ今の日本、打撃コーチって打つ専門が多いから何とも難しいところなんですよね。フォアボールをいかに貰うか教えるコーチが出てきてもいいんじゃないかな?まあその時は、四死球専門コーチとして私を臨時コーチとして採用してくれる高校が現れないかなーって思っています笑

☆なんでもいいから職人になれ!

これは、現役の小、中、高校生全員に向けて声を大にして言いたい言葉。

ほぼ100%ランナーを進塁させる職人

バントは100%決める職人

盗塁だったら誰にも負けない職人

外野フライだったらいつでも打てる職人

四死球だったら3割以上もらえる職人

全部野球というスポーツの中では、重要な職人です。その職人になることがレギュラーへの近道なんですよね。

だから、「あいつより俺のほうが。」

とか思っている人は、何が自分より優れているのか?逆に自分はどの役割を極めるべきなのかを考えて練習すると思ってます。

社会に出ても野球とそう変わらない

社会に出た今でも自分の考えって全然変わってなくて、今の社会には何が足りていないか?そして自分がレギュラーになれるポディションか考えて行動しています。

ごみという日本の問題を考え、リユースにたどり着き中古品売買をしていて、今は林業に注目していて研修などを受けに行っている途中です。

まだまだ、24歳で、若手選手なんでジャンジャンいろんな課題に向き合いチャレンジして行こう!そう毎日思って戦っていきます。

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