今、被災地に送ろうとしているもの。それ、本当に必要?

熊本で最大震度7を観測する地震が起きて、すぐに全国から寄付金や支援物資が熊本に集められ、自衛隊の迅速な行動にも助けられ、阪神淡路大震災、東日本大震災の反省を大いに生かし、スピーディーで迅速な対応が取れているように思えます。
しかし、この熊本大地震でさらなる課題が出ているようにも思えます。
今、起きていることをより多くの人が理解をして、行動していくことが、今後の日本の未来に大きくかかわってくるのです。

目次

  1. 現在行われている支援
  2. SNSの活用
  3. 震災の二次災害
  4. 本当に必要なものはなにか?
  5. 今後の対策

1、現在行われている支援

日本赤十字社をはじめ、多くの企業、団体が熊本のために、募金を募り、支援物資を届け出て、東日本大震災の時と、比較してみても圧倒的なスピードで支援が行き届いているのが分かります。
旅館や飲食店が、空いている部屋を無料で貸し出したり、飲食店でお米が多く蓄えられている場所では、炊き出しをして、無料でおにぎりを提供するするなど、一般の方の協力も多く、人間の温かみを感じました。

ただ、この震災で一番活躍したのは、SNSだったといえると私は思っています。

2、SNSの活用

なぜ、SNSが一番活躍したかと思うと情報伝達がスピーディー多くの人に伝えることがSNSのおかげで可能になっていたと感じます。
特に、支援物資が不足してる場所をツイッターに投稿すると数多くの人が拡散をし、瞬く間に全国の人にわかります。
そして私が一番驚いたのは、高須クリニックの高須社長がツイッター上でつぶやいていた
takasu

ヘリで熊本に支援物資を届けたいんで、正確な位置を教えてください。

ツイッターがなければ正確な位置を教えることは難しいだろうし、何か情報を得たいときに、重要な情報なら、一瞬にして拡散できるところも魅力です。

他にもモデルのダレノガレさんが、懸命に被災地の情報を、リツイートして拡散していたり、活躍の場が目立ちました。

他にも、lineや、VIVERといった無料通話ができるアプリの活躍も目立った。

ドコモや、ソフトバンク、auといった通信会社大手の携帯電話がつながらない中、無料通話アプリでは、スムーズに電話をすることが出来、多くの安心を与えてくれました。

ただ、このようにいい面だけではなく、今後も解決していくように見守っていかなくてはいかない出来事があります。
それは、支援物資の廃棄問題です。

3、震災の二次災害

被災地に多くの支援物資が集まることは間違えなくいいことです。
それに変りはありません。
しかし、送るものを間違えるとごみになってしまう。
ということを心がけてください。

過去の震災をを例にみると、賞味期限が短い食材の食品廃棄、震災後不要になっていった、毛布や布団の廃棄物処理だけでも1億円以上も自治体が負担をして、捨てている状態です。

寄付をしてもらったはいいけれど、震災後、ごみを処理するのに自治体が1億円以上のお金を使っていたら、もしくはこのお金を寄付金で賄っていたら、そんなに意味のないものはありません。

特にごみになってしまうものの例

千羽鶴や寄せ書き
成分表が分からない海外食品
冷凍食品
保存食以外のもの
古い洋服や、毛布、布団
自分で食料などを確保できないボランティア

上記のものは、かえって無駄になってしまう場合があるので、本当にそのものが必要なのか、考え直してから送りましょう。

4、本当に必要なものは何なのか?

それは、お金です。
お金があれば、ある程度のことはできます。
信頼できないとか言っている場合ではありません。
何か、行動を起こすのであれば、信頼できる所を自分で見つけ出し、寄付することが一番です。

日本赤十字社
楽天クラッチ募金
ヤフーネット募金

このどれかに募金をすれば、間違いなく被災地のために使ってくれると私は信じています。

5、今後の対策

今回で感じた課題は、震災が起きてしまってからどこが、何をしてくれるのか?
と多くの人が探してしまったとこにあると思います。

ツイッター上ではこのような意見も上がっていました。
yoccyan2

コンビニやスーパーで水買って送るなら、日頃から、飲料水メーカーが災害時に水を届けるための募金、寄付を募って大手メーカーが一気に配送するなどのシステムを整えたほうが良いのではないか。

結果論かもしれないが、起きてからではないとわからないこともある。

大切なのは、今起きてしまったことは、どうすることもできないんだから。次、大地震が起きたときにどのように対応できるかがポイント。

いち早く動いて、迅速な対応が取れるように今からシステムを整えていただきたい。

そのほかでも、熊本はこれから復興していくのにもお金がかかる。

だったら熊本産の商品を買って応援しようじゃないか!
という企画もいいと思っている。
買って応援!今こそ熊本産の商品を買おう

1人1円でも寄付をすれば、結果的に集まる額は大きい。
そのお金で助かる人が何人いるかと考えたら、金額ではなく気持ちで寄付をしてほしい。

お金で寄付をするのが、ちょっと引ける方はポイントでもいい。

楽天ポイントで寄付

あなたの一歩ですくわれる人はたくさんいますよ。


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