フォルクスワーゲンの排ガス問題で再びディーゼルの問題が浮き上がりになった2015年。
世界がこの問題を取り上げ、ディーゼルへの不信感が募って行った出来事となりました。
そして今年になってこのディーゼル問題が更なる問題へと発展していく可能性が浮上してきました。
果たしてこのようなことが起きると誰が予想してたでしょうか?
ディーゼルの申請が通らない
ある日産の社員が嘆いていました。
「海外進出をする予定で、ディーゼル車の製造をしていたけれど、海外のディーゼル車に対する規制が厳しくなってしまい申請が通らず、リスク回避のために製造ラインをストップ。そのせいで社員は1週間丸まる休みの人も出てきちゃってるよ。」
日産は海外での販売を計画していたが、海外での規制強化が原因で製造ラインをストップさせなくてはいけない状況までに追い込まれています。
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日産だけじゃない。各社が困るディーゼル規制強化
ディーゼル規制強化によって、各社の海外進出が足踏みしている可能性が高い。
各会社、水素自動車、電気自動車の開発に力を入れる中、マツダだけがクリーンディーゼルの可能性にかけ開発を続けて来ました。その結果かが、今のマツダの好業績を支えています。そして、そのマツダを追うように各社がディーゼル車の海外進出を目指したのですが、結果はいまいちで、なかなかマツダに対抗できません。
トヨタも怖がるマツダの技術
ディーゼル車の開発で大きく成長を遂げたマツダですが、昨年、トヨタとの業務提携を結びました。
内容はお互いの技術提供と言う形でまとまりトヨタからの資本提携は無かったようです。
トヨタが業務提携を結んで起きたかったほど、マツダの潜在能力を評価しているのではないでしょうか?
今度、トヨタとの協力によりマツダの海外進出は大きく躍進するとも予想できます。
各社がディーゼル規制強化に足踏みしている間に、マツダが着実に力をつけているのは技術です。
損失は免れない?
今日明日、ディーゼルの規制が緩くなる。そんなことはまずありえません。そうなると、海外販売する予定で生産されていた車は、在庫となり、在庫として取っておくだけでも課税されてしまうと言う、二重の損失になります。日産以外の情報はまだ手に入れられていない状況ですが、各社、同じ状況に追い込まれている可能性も大きくあります。
そのように考えると、まだまだフォルクスワーゲンの問題が完璧に解決されるのは先と考えます。
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