「あの人国会呼ばれて、めんどくさそう。」
「大変だね。時間がもったいないよね。なんか事件に巻き込まれてかわいそう。」
国会で証人喚問されている人を見て、変だよな。とか思っていませんか?
意外とそうでは無いかも知れませんよ?
証人喚問とは、
国会の各議院、もしくは地方議会の百条委員会において証人を喚問することで、質問に嘘をつくと罪に問われることがあります。
憲法62条で「国会の各議院は、議案等の審査及びその他国政に関する調査のため、証人を喚問し、その証言を要求することができる」
この証人喚問には、議院に出頭する証人等の旅費及び日当に関する法律(昭和22年法律第81号)、議院に出頭する証人等の旅費及び日当支給規程(昭和22年9月1日両院議長協議決定)に基づき、証人等に対し旅費及び日当が支払われるとされていて、この金額に驚きました。
証人喚問で支給されるお金
日当の支給
- 4時間未満の喚問:1日19000円
- 4時間以上の喚問:1日23200円
- 喚問期間中に国会に出頭しない日:1日3000円
支給される宿泊交通費
喚問期間中に宿泊する場合
:1泊14800円(初日の前日の宿泊以外で出頭しない日の宿泊は1泊13300円)
旅費
原則として鉄道、航空機、自動車、船舶を使うことを前提とする。
自動車の場合は、1km当たり37円。鉄道、航空機、船舶の場合は実費を支給する。鉄道に関しては、片道50km以上の旅行については特急料金のほかグリーン料金が支払われる。
籠池氏を例に出してみよう
籠池氏の証人喚問は、3/23 10:00スタートで17:00に終わりかかった日数は、1日でした。
4時間以上かかっているので、23200円。
これに旅費、交通費が支給されます。
籠池氏の森友学園問題でも1日で終わってしまうとは。
証人喚問に出頭して大儲け。
みたいなことは難しそうですね。
でも、証人喚問に出頭して日当や旅費交通費が貰えるとは驚きでした。