ストックオプションで決められる行使価格ってなに?

ストックオプションとは、定められた価格で自社株を買う権利のことを言います。そこまでは、知っていたのですが、議案などを読んでいると、一株当たりの行使価格は、いくらにする。などの文面があり私はそこが理解できなかった過去があるため、この機会に簡単に解説していきます。

ストックオプション制度は、なぜ必要なの?

ストックオプションを導入する理由の一つとして、社員の意識の向上があります。優秀な人材を確保しておくためにもストックオプションは効果的とされており、自社株を安く手に入れることのできる可能性が高いこの制度は、長期的に社員の意識を上げていくインセンティブとされています。詳しく知りたい方は下記にあるサイトを参考にしてください。

ストックオプションの目的

行使価格とは

行使価格とは、ストックオプションを貰うことが出来て、ストックオプションを使ったときに、自社株を取得できる価格のことを行使価格と言います。この行使価格はストックオプションを導入しているすべての会社で決められており、すべての会社が同じ値段というわけではありません。

ストックオプションの流れをイメージ

ストックオプションが行使されていく過程を実際にイメージします。

自社株の現在の株価が1000円

ストックオプションの行使価格が500円とします。

ストックオプションの対象となった社員が、500株分のストックオプションを給付される。ストックオプションの行使価格が500円なのでこの社員が今すぐストックオプションを使うと、一株当たり500円安く自社の株を買うことが出来る。

こんなイメージです。

私も議案書を読んで初めて行使価格という値段があり、1円で設定されていたり、500円で設定されていたり、企業によってこのように差があることを知った過去があります。このようなことを頭に入れて議案書を読むと意外と面白いかもしれません。

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